オードリー若林著「ナナメの夕暮れ」あらすじ、感想(ネタバレ無し)
みなさんこんにちわ。
先日のひらがな推しで話題になった若林さんの「ナナメの夕暮れ」を読んだので、あらすじ、ネタバレ無しの感想とかを書こうかなと思います。
最後に商品紹介も載せてあります。
あらすじ、簡単な内容
ゴルフに興じるおっさんなどクソだと決めつけていた。
恥ずかしくてスタバで「グランデ」が頼めない。
そんな自意識に振り回されて「生きてて全然楽しめない地獄」にいた若林だが、四十を手前にして変化が訪れる――。
ゴルフが楽しくなり、気の合う異性と出会い、あまり悩まなくなる。
だがそれは、モチベーションの低下にもつながっていて……
「おじさん」になった若林が、自分と、社会と向き合い、辿り着いた先は。
というのがあらすじです。
簡単に本の内容を説明すると、
若林さん自身が、今までの人生で、どのように自分が変わってきたか、を丁寧に書いたエッセイという感じです。
感想
書き方自体それほどうまいものではないですが、出てくる表現が面白く、微妙な書き方自体が味に思えてくるほど、個性が出ているエッセイです。
内容が難解なものではないので、読みやすく一気に読んでしまいました。独特な世界観にひきこまれたところがあるかもしれません。
またところどころ人生について考えさせられる内容もあります。
ただこちらも強烈な問題提起ではなく、こんな感じでいいんじゃない?みたいな軽いものでした。
総じて「面白い」作品です。
個人的に若林さんの事は、ひらがな推しで見るくらいで、あまり詳しくないですが、「勉強はできないけど頭はいい」人なんじゃないかぁと本を読んでみて感じました(高学歴だった場合はごめんなさい!)
商品紹介
人の考え方、モノの見方、その変化に興味がある方には特におすすめです。
ナナメの夕暮れ
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- 発売日: 2018年08月30日
- 著者/編集: 若林 正恭
- 出版社: 文藝春秋
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 224p
- ISBNコード: 9784163908878
- 定価:本体1,200円+税
- ジャンル:随筆・コミックエッセイ
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