乃木坂2連覇!その裏でDA PUMPでは?の声も。日本レコード大賞の表側、裏側まとめ
2018年12月30日。乃木坂46の「シンクロニシティ」が日本レコード大賞を受賞し、昨年の「インフルエンサー」に続き、2年連続の受賞となりました。
乃木坂ちゃんおめでとう!!
その裏で、これぞ2018年の代表曲と言われるDA PUMPの「USA」がまさかの大賞を逃す結果に、不満に思った方もいると思います。
しかし、これには実は理由があるのです。。
今回の受賞結果と合わせて、ご説明します。
第60回日本レコード大賞 受賞者・作品まとめ
日本レコード大賞
乃木坂46 「シンクロニシティ」
優秀作品賞(大賞ノミネート作品)
- 三山ひろし 「いごっそ魂」
- TWICE 「Wake Me Up」
- SEKAI NO OWARI 「サザンカ」
- 氷川きよし 「勝負の花道」
- 乃木坂46 「シンクロニシティ」
- AKB48 「Teacher Teacher」
- 三浦大知 「Be Myself」
- 西野カナ 「Bedtime Story」
- DA PUMP 「U.S.A.」
最優秀新人賞
- 辰巳ゆうと
新人賞(最優秀新人賞ノミネート)
- STU48
- 辰巳ゆうと
- Chuning Candy
- BiSH
最優秀歌唱賞
- MISIA
特別賞
- 小室哲哉
- サザンオールスターズ
- DA PUMP
- 米津玄師
最優秀アルバム賞
- 米津玄師 「BOOTLEG」
優秀アルバム賞
- THE BEATNIKS 「EXITENTIALIST A XIE XIE」
- 和楽器バンド 「オトノエ」
- 大竹しのぶ 「SHINOBU avec PIAF」
- 宇多田ヒカル 「初恋」
日本作曲家協会選奨
- 純烈
功労賞
- 佐野博美(サックス奏者)
- 白根一男(歌手)
- 松島アキラ(歌手)
特別功労賞
- 井上堯之(ギタリスト、作曲家)
- 小田裕一郎(作曲家)
- 樹木希林(女優、歌手)
- 西城秀樹(歌手)
- 前田憲男(ジャズピアニスト、作曲家)
- 森岡賢一郎(作曲家)
作曲賞
- 丸谷マナブ 「世界はあなたに笑いかけている」(歌唱:Little Glee Monster)
作詩賞
- 松井五郎 「恋町カウンター」(歌唱:竹島宏)、「さらせ冬の嵐」(歌唱:山内惠介)
編曲賞
- 久保田真悟(Jazzin’park) 「もし君を許せたら」(歌唱:家入レオ)
企画賞
- JUJU 「I」
- 和田アキ子withBOYS AND MEN研究生 「愛を頑張って」
- 市川由紀乃&横山剣(クレイジーケンバンド) 「雨に濡れて二人」
- 菅原洋一 「歌い続けて60年 ふり返ればビューティフルメモリー -85才の私からあなたへ-」
- 島津亜矢 「SINGER5」
- スキマスイッチ 「スキマノハナタバ 〜Love Song Selection〜」
- 「Deserie – Doo Wop Nuggets Vol. 1」
- 「Your Tender Lips – Doo Wop Nuggets Vol. 2」
- 「That’s My Desire – Doo Wop Nuggets Vol. 3」
- 監修・選曲・解説:山下達郎
- 北島兄弟(北山たけし&大江裕) 「ブラザー」
- 前川清 「前川清大辞典」
DA PUMPの「U.S.A.」が大賞をとれなかった理由
実は以前にもこのようなケースがありました。
今年の5月に亡くなった西城秀樹さんの社会現象にまでなった代表曲「YOUNG MAN」が、「外国人作曲のカバー曲だから」という理由で、1979年の『第21回日本レコード大賞』で大賞を逃すどころかノミネートすらされなかったのです。
本来レコード大賞は外国人作曲の歌にノミネート資格が無いということ。
ダパンプの「U.S.A」も、1992年に発売されたジョー・イエローのイタリア語版ユーロビート楽曲を日本語でカバーしている作品であることから、今回も「外国人作曲の作品」であることを理由に落選した可能性が非常に高いです。
このようなことから、
「日本レコード大賞=その年の代表曲、最優秀作品」という事ではないのです。
ちなみに「外国人作曲の作品」という理由でノミネートを逃したことがある西城さんへのリスペクトからか、DA PUMPは曲の振り付けを一部変更し「YOUNG MAN」の「Y.M.C.A.」を披露する場面がありました。
とても感動する場面でした。
そして、最後の乃木坂ちゃんのパフォーマンスにも泣かされました(T_T)
たとえ大賞が取れなくても、乃木坂46もDA PUMPも素晴らしいアーティストということは間違いないと思います。
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