「1+1は100に」最弱のセンター寺田蘭世の決意【伝説のスピーチ全文】
乃木坂46のライブには数々のファンの記憶に残るスピーチがあります。
その中で、今回ご紹介するのは、2016年12月9日に日本武道館で行われた乃木坂46のクリスマスライブ「Merry Xmas Show 2016」で寺田蘭世のスピーチです。
2年以上前のスピーチですが、最近BUBKAで取り上げられていたので(取り上げていたBUBKAについてはこちらの記事から)、知らない方のためにスピーチ全文を掲載しました。
あくまで個人的な意見ですが、寺田蘭世は齋藤飛鳥とともにこれからの乃木坂をひっぱっていく存在だと思っています。
推しメンだから言っているとか、そんなんじゃないです(自分は真夏推しです)。乃木坂を日頃見ていて、彼女のアイドルに取り組む姿勢を見ていると、客観的にそう思います。
蘭世の事をよく知らない方は、彼女がどんな人物なのか、一度こちらのスピーチを読んでみてください。
スピーチ全文
ここからは、少々寺田モードに突入してしまうのですが…
まず千秋楽を、みんな全員16人無事に終えられたことは、本当に、当たり前のことでなく、それでなおかつ、ファンの方々も、楽しかったですか? (大歓声が起こる) こういうことは、いろんな奇跡が重なってこそのことだと思います。本当にありがとうございます。
振り返ると、今回16枚シングルということで、アンダー楽曲「ブランコ」は、このメンバー全員で歌っている楽曲でして、「ブランコ」のミュージックビデオ、みなさんも見てくださいました? (歓声が起こる) ちょっとドラゴンと戦ったりしていて、トレジャーハンターっていうのが1つのテーマだったんです。
アンダーライブ初日にも言ったんですけど、私は今までで史上最弱のアンダーのセンターなんじゃないかなって思うんですけど…。(客席から否定の声) いや、そこははっきりそう認めたいです。そうですね。そうだなって思っていて。でも、ミュージックビデオでも、私だけ武器を持っていなくて、1人だけ水筒っていう。そうですね、そんな最弱だった子が、武道館。こんな夢の、日本武道館でセンターに立たせてもらって。
トレジャーハンターのイメージって、やたらでこぼこ道を歩きたがるし、歩き出しはいつもひとりぼっちなんですよ。でもその中で、新しい仲間を見つけたりして、歩いていくし、その中でいろんな経験を得て、なんだろうな、新しい武器を、強い武器を身につけたりして、いつかはドラゴンっていうすごいものを倒すっていうのが、トレジャーハンターのそういうゲームのアレじゃないですか。『ゲームだからそれは成り立っているんだよ』って言う方もいると思うし、『そんな夢物語絶対あり得ない』って言う方のほうが多いと思うんですよ。
私に例えると、ずっと『センターになりたいです』って言わせてもらっているけど、『お前には絶対できない』って言う人もいると思うんですよ。だけど、私は、それを絶対にかなえたいなって思っていて、ここは夢の通過点だと思っています。(大歓声が起こる) そして、ここにいるメンバー16人きっといろんな思いがあると思うんですけど、みんなもきっとまだまだ夢の途中だと思っています。だからみんなで頑張っていきたいなって思っているし、なんだろな…。
何言ったって、いろいろどうこう言われるし、言われるお仕事なので、仕方ないなって思っているんですけど。こんなたとえ方して伝わるか分からないですけど、「1+1が2なんて誰が決めたんだ!」って話なんですよ!(驚きの歓声) 私、ただのバカです。数学ができないバカです。だけど、そういうことじゃないんです。人生はそういうもので計ってほしくないんです!(大歓声があがり、拍手もわき起こる) だから私は、1+1は、100にしたいと思います!
この後の曲も、そうですね…。ここいる、そうですね、1人1人、十人十色だと思いますので、それぞれ悔いなく、楽しんでいただければなと思っています。
(以下youtubeリンク)
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